闇金に返せずに自殺を考えてしまっている方へ

闇金で思い悩んではいけない

闇金のために死ぬ必要はない

2003年に起こった闇金心中事件は、闇金からの執拗な取り立てを受け続けて夫婦とその兄が電車に身を投げて自殺をした凄惨な出来事です。

これは闇金対策を強化するに至った重大事件となっています。その後さらに闇金が検挙される事態が続いたものの、現代でも残念ながら闇金による取り立てを苦にして自殺を考え込んでしまう人もいます。

闇金で借りられる金は数万円程度の小口融資ですが、それに反して取り立てられる金額は違法な額にまで膨れ上がります。元々がお金に困って闇金を頼る事になってしまったわけですので、それが更なる取り立ての始まりとなれば生活が困窮するのもあっという間です。

闇金に追い詰められ、その一方で金を作る事はできず、どこにも逃げ場がなくなってしまった時にもう死ぬしかないと覚悟を決めてしまう人もいるでしょう。

しかし闇金業者からの執拗な嫌がらせに困窮しているからと言って、被害を受けているその人が死ぬことを考える必要はありません。闇金は社会から根絶されるべき違法業者です。法律は闇金の存在を許さず、正しい知識と専門家の協力さえあれば闇金から逃れる事は難しくありません。

しなければならないのは死ぬことではなく、闇金に立ち向かう事ができる弁護士に解決の依頼を行うことなのです。

深刻になればなるほど闇金の思うつぼ

闇金業者から金を借りたという事実は、被害者の後ろめたさを常に助長し続けます。違法業者と関わってしまったという社会的な背徳感により、家族にも同僚にも相談する事ができずに一人で抱え込んでしまいます。

さらに闇金業者はそんな家族や会社の人間を巻き込むとの脅しをかけてくるため、今すぐにでもなんとか金を返さなければという心理状態にさせられてしまいます。

このように思い詰めて深刻になればなるほど、それは闇金の思うつぼとなってしまいます。闇金が顧客を追い詰めるのは金を払わせるため以外の何ものでもありません。払わなければという焦りが顧客に生じてしまいさえすれば、闇金が顧客を言いなりにさせる事も容易になってしまうのです。

闇金にとって顧客は良いカモ

金ヅルにされやすい人の傾向

闇金から金を支払うカモであるとみなされやすい人は真面目な人が多いです。闇金と取引をする人の中には借りパクを前提に借金をする人もいますが、それに対してコツコツと真面目に返済を続けてなんとか支払いを完了させようと努める人も多いです。

闇金が金ヅルにするのはこのようなコツコツ返済型のタイプです。一回の返済額は少額であったとしても、それが1日や1週間ごとに積み重なれば最終的にかなりの額を支払う事になってしまいます。闇金は逐一顧客に対して支払うような言葉を突き付け、着々と金銭をだまし取っていくのです。

デタラメな利息で追いつめられる

闇金が設定している金利は言うまでもなく違法です。正規の業者の利息制限が年利20%であるのに対し、闇金が設定している年利は数千パーセントにも及ぶ事があります。

そもそも金利計算自体きちんとされているかは怪しい所です。顧客が闇金の言いなりになっていれば言われた金額をそのまま振り込むという手続きを繰り返してしまうため、顧客自身も年利換算でいくらになっているのか把握しきれていない場合がほとんどでしょう。

デタラメなインチキとしか言いようがない金利を付ける事によって支払いの実態を有耶無耶にさせ、あらゆる口実や名目を付けてはいつまでも金を搾り取っていくのが闇金の怖いところです。

闇金の要求には応じてはいけない

返す必要のない借金

闇金は違法業者です。違法業者が不当な目的のために行った契約は無効となるため、闇金から借りた金は一切返済する必要がありません。

この法理論をもとに闇金と交渉してくれるのが専門の弁護士です。もう支払いきれない、もうダメだという所まで追いつめられた人は死ぬしかないと考えてしまいますが、家族や会社にまで手を出される前に打てる手段はまだあります。

闇金がしてくる脅迫とは非常に精神的負担が大きなものです。家族や会社を引き合いに出されるのはもちろんのこと、家に若い奴らを送りつけるぞと暴力的な行動を推測させるような脅迫をされる場合もあります。

実際は非店舗型の闇金でそのような行動に出る事は基本的にありませんが、脅迫を受けている立場とすれば焦ってしまってどこかに身を投げたくなる気持ちにもなるでしょう。

しかし闇金に対処するために死を選ぶのは間違いです。支払い続けるのでもなく言いなりになるのでもなく、闇金専門の弁護士に相談をする事によって驚くほどあっさりと事態が収まる事もあります。

弁護士で解決できる

闇金専門の弁護士は即日で取り立て電話をストップさせられます。数日から一週間程度かかる事もありますが、闇金弁護士の介入があった時点で手を引く闇金がほとんどです。

弁護士は闇金の口座を凍結させたり、携帯電話の利用を停止させたりする事ができます。警察に情報を流して逮捕に結びつけることも不可能ではないため、闇金にとって弁護士とは大きなリスクなのです。

死んでしまおうという所まで思い詰める前に、まずは闇金弁護士へ相談すると良いでしょう。